今年は夫となかなか予定が合わず、また天気にも恵まれず、もたもたしている内に、有名どころの桜はすっかり葉桜になってしまった。
そんな中、桜開花・満開情報で「満開」という文字を見て向かったのが仁和寺である。
「仁和寺にある法師」(『徒然草』)でお馴染みの京都の寺だが、花見スポットとしても名高い。
御室花まつり2026
開催期間:2026年3月27日(金)〜5月6日(水・祝)
拝観時間:8:30〜17:30 ※17:00受付終了
特別入山料:大人800円、高校生以下無料
4月12日、夫と二人で訪れた。
ここの桜は御室桜(おむろざくら)と呼ばれるが、御室有明という遅咲きで知られる品種のため、花見に出遅れても間に合うという希望がある。これは非常にありがたい。
10時頃に到着したが、まず直面したのは、予想以上の人の多さであった。
この二王門の前の行列は、券売所の順番待ちだ。
| 単券 | 金額 | |
|---|---|---|
| 1 | 御所庭園 | 800円 |
| 2 | 霊宝館 | 500円 |
| 3 | 花まつり | 800円 |
| 共通券 | 金額 | |
|---|---|---|
| A | 1+2+3 | 1,800円 |
| B | 1+2 | 1,100円 |
| C | 1+3 | 1,400円 |
さすがは有名観光地である。我々が到着した際から帰る際まで、常に行列ができていた。
我々は事前に仁和寺の公式サイトから拝観券を購入していたので、行列はスルーして御室花まつりの会場へ向かう。
仁和寺御所庭園&御室花まつり拝観券 1,400円
そして肝心の桜は、といえば
満開情報を信じて来たのだが、実際には散り始めていた。
4月8日時点で満開の情報が出たのだが、9日、10日の雨でやられてしまったのだろう。
こればかりはどうしようもないが、正直なところ、「せっかく来たのに」とがっかりしてしまう。
しかし、散り始めの桜は、これはこれで趣がある。
緑の芝生の上に絨毯のように薄いピンクが広がる光景は、満開の華やかさとはまた別の美しさだ。
それに、歩き進めるうちにまだ花が残っている桜が見えてきた。
淡いピンクを帯びた白色の花に包まれた五重塔が印象的。
仁和寺の御室桜は背が低く、目線の高さで花を楽しめるのが特徴だ。
清楚な華やかさ。
濃いピンクの艶やかな八重桜にも目を奪われる。
花見を終えた我々は、御所庭園の散策へ。
なぜ「御所」庭園なのだろう?と疑問に思ったが、その昔、出家後の宇多法皇がこの仁和寺に入寺したことから、御所と呼ばれるようになったらしい。
白砂が一面に敷かれた宸殿南庭には、左近の桜・右近の橘が植えられているが、これも御所風に作られたからだろう。
静謐な美しさが漂っている。
五重塔を望むことができる北庭は、雰囲気ががらりと変わる。
池の周りを木々が取り囲み、涼やかだ。
この庭を見られただけでも、来た甲斐があったというものだろう。
そして忘れてはならないのが、「花まつり屋台村」だ。
屋台の非日常感に花見気分が高まる。
吸い寄せられるように立ち寄り、ジェラートを購入した。
春のぽかぽか陽気でじんわりと汗ばんだ体に冷たいジェラートが染み渡り気持ちよかった。
美味しいジェラートを食べて我々の御室花まつりは終了。
多少散り始めであろうと、人が多かろうと、それでも桜の時期の仁和寺には「来てよかった」と思えるだけの魅力があった。
もし今年、「気づいたら桜の季節が終わっていた」という人がいたら、来年はぜひ思い出してほしい。
花見に出遅れても、まだ間に合う場所があるということを。
真言宗御室派 仁和寺
※価格は税込表記です。住所:〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33
TEL:075-461-1155
https://ninnaji.jp/
https://www.instagram.com/omuro.hanamatsuri/
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください。
花見はタイミングが難しい。開花情報をこまめにチェックして花見の予定を立てても、ひとたび雨が降れば桜は散ってしまう。














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