家でだらだらするのも悪くないが、それを一日やると夕方には「何もしていないのに疲れた」という謎の感情に襲われる。
かといって遠出をすると、今度は本当に疲れる。我ながらどうしようもない人間である。
適度に休めて、一日つぶせる場所はないものか、と探した結果たどり着いたのが、「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」だ。
基本的には、大浴場やプール、ジムなどを擁する都市型スパだが、Wellbeing(ウェルビーイング)を謳うだけあって、健康増進のための体験が充実している。
今回は
温泉やサウナ、フィットネススタジオ等の館内施設が使えるベーシックプランに、朝食やメディテーション(瞑想体験)、電動マッサージブースがセットになったお得なプランだ。
〈6:00~10:00入館限定〉【早朝プラン】*朝食付き* ベーシックプラン+メディテーション(瞑想体験)+電動マッサージブース
料金:2,900円
利用可能施設:大浴場・サウナ/フィットネスジム・スタジオ/屋内温水プール/休憩・飲食エリア/メディテーションケーブ
特典:ウェルカムドリンク1杯/タオル・館内着・アメニティ/メディテーション1回/電動マッサージブース30分/3種から選べる朝食
2月のある日曜日の朝、夫とともに訪れた。
まず特筆すべきは、「本当に手ぶらで来ていい」という安心感だ。館内着、タオルが使い放題!
これが想像以上に快適である。
濡れたタオルを使い続ける不快感がない。濡れたら替えればいいのだから。
小さなポイントだが、かなり大きなストレス軽減要素である。
大浴場は意外にも空いていた。朝とは言え休日なのでそれなりの混雑を覚悟していたのだが、拍子抜けするほどゆったりしていた。
おかげで、「天然温泉源泉風呂」をはじめ、「高濃度炭酸泉」、関西万博の人間洗濯機で話題になったサイエンス社の「マイクロバブルバス」など、多彩な湯にのんびりと浸かることができた。
さらに設備面も抜かりない。
大浴場にはミラブルのシャワー、パウダールームにはリファのドライヤーが並んでいる。
たった一度の使用で、肌はツルツル、髪はサラサラだ。
個人的に最も印象に残ったのが、
サウナというと暑さに耐える修行のようなイメージを持っている人も多いかもしれないが、これは違う。
アロマの香りとナノミストのおかげで穏やかに汗をかくことができる。流れる足湯も気持ちよくて、気づけばじんわり整っていた。
夫にもこの心地よさを味わってもらいたかったが、女性大浴場にしかないのが残念だ。
そして、この施設はただの温浴施設にとどまらない。
都市型スパなのでジムやプール、マッサージチェアがあることにはさほど驚かないが、なんと
正直に言うと、「瞑想?」「退屈そう」と思わなくもなかったが、実際にやってみるとこれがなかなか面白い。
音声ガイダンスに従って目を閉じ、脱力して、呼吸に集中することで心身をリセットするわけだが、強制的に何もしない時間を与えられると、人は意外とそれを楽しめるらしい。
ゆったりと深呼吸を繰り返すうちに、体の緊張がほぐれ、心に静けさが訪れた。
半個室のプライベート空間で、最新型マッサージチェアをしっかり堪能した。文明とは素晴らしい。
食事も朝と昼の両方を館内で済ませたが、これもまた健康と美容によさそうなヘルシーメニューを提供してくれる。
プランに含まれている朝食は、私も夫も和朝食を選択。
漢方薬膳粥朝食セット(7:00~10:30)
漢方薬膳粥、味噌汁、小鉢、梅干し、あおさ海苔、ほうじ茶(篠矢茶舗)
薬味:ナツメ、ハスの実、白きくらげ、クコの実、有馬山椒
お粥と言われると、健康志向すぎて味気ないものを想像しがちだが、そんなことは全くなく、薬味でいろいろな味や食感を楽しめるので、非常に満足感のある朝食となった。
ただし、完璧というわけではない。唯一気になったのは、量の少なさである。
朝食はもともとガッツリ食べる方ではないので問題なかったが、昼は物足りなさを感じた。
冷え性を改善したい私は、朝に続いて昼も薬膳メニューを選択。
体に染み渡るやさしい美味しさだが、腹持ちという点ではいまひとつ。
夫のカレーも、写真で見るとまあまあのボリュームに見えるが、実物は小食の女性でも食べられそうな見た目だった。
食べ終わった夫が言うには、「腹六分目くらい」だそう。このボリュームでは男性にはツライのでは?
結局食事だけでは満足感を得られず、デザートを追加。
特典のウェルカムドリンクもついでに引き換え。
ウェルカムドリンクは、千鳥酢や健康スムージーのような体によさそうなものから、生ビールやハイボールといった健康には関係なさそうなものまで選べる。
2月の健康スムージーはいちごとバナナのスムージーだった。
整う漢方薬膳スープ 1,848円
大阪スパイスカレー(牛すじこんにゃく) 1,078円
ガトー・ル・パン 770円
ル・パンのなめらかプリン 660円
飲食物の持ち込みは禁止なので、お腹が空いたら館内の食事処で食べるしかないが、お腹いっぱい食べようと思ったらそれなりにお金がかかりそうだ。
味は申し分ないが、内心「割高だな」と感じてしまった。
とは言え、この点を差し引いても満足度は高い。
料金についても、スーパー銭湯と比べると高く感じるが、「一日いられる施設」として考えれば妥当である。
荷物が増えるのが嫌だった我々は、ウェアや水着を準備せずに行ったのでジムやプールは利用しなかったが、これらの設備とサービスを使い倒せるのであれば十分に元は取れるだろう。
総じて、うめきた温泉 蓮 Wellbeing Parkは健康で充実した一日を過ごすのにピッタリの場所であった。
ただお風呂に入るだけでもなく、ただ食べるだけでもない。心身の健康に向き合い、最終的に「今日はいい一日だった」と思えるように設計されている。
休日の過ごし方に悩んでいる人、あるいは「何もしていないのに疲れる休日」から脱却したい人には、かなり有力な選択肢になるはずだ。
うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park
※価格は税込表記です。住所:〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町5-54 グラングリーン大阪 南館3階・4階
TEL:06-6377-7777
営業時間:24時間
https://umekita-onsen.jp/
※記事に掲載した内容は2026年2月時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください。
| うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park | |
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「休日をどう過ごすか」という問題は、思っている以上に難しい。





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