ワールドのファミリーセールに行った帰りに、夫とともに神戸の中国料理店「芙蓉苑」へ向かった。
食べログで見つけた店なのだが、口コミの評価がなかなか良い。しかも「本場の味が楽しめる」と書いてある。
そう、本場。ガチ中華。
お店に着いてまず私を喜ばせたのは、店員さんが全員中国語で話していたこと。ウーバーイーツの配達員も絶え間なく出入りし、いかにもなガチ中華感が漂っている。
メニューもまた魅力的で目移りが激しい。
ランチタイムは麻婆豆腐やチンジャオロースなどの定食メニューもいろいろあったのだが、せっかくなので単品で何種類か選ぶことにした。
注文はQRコードなのでスムーズ。辛さのレベルも注文時に選べるので、我々夫婦のように激辛初心者にも安心だ。
前菜8種盛り合わせ 980円
白身魚の四川風煮込み 1,800円
水餃子(6個) 980円
まずやってきたのは「前菜8種盛り合わせ」。
スタンドに前菜が並んでいてまるでアフタヌーンティーのよう。
よだれ鶏
干し湯葉サラダ
砂ずり
麻辣牛肉
甘酢中華クラゲ
冷やしトマト キャベツの和え物(?)
きゅうりたたき(ニンニク風)
枝豆
コリコリのくらげ、パリパリのきゅうり、優しい味わいの干し湯葉…と、どれも箸が進む。
そしてその中に、黒々と光る牛肉の薄切りが。
私はこれをちょっとした肉の煮物的な感覚でパクリと口に入れた。
しかし次の瞬間、舌に花椒のヒリヒリした刺激が走り始める。
前菜だと思って油断していた。だが…美味しい。
涙目になりながらも、ついもう一口と手が伸びた。
続いてやってきたのが、メインの一品「白身魚の四川風煮込み」。
ぐつぐつと熱された赤い油の中に、柔らかそうな白身魚が顔を覗かせている。
いかにも辛そうだが、意外にも先ほどの麻辣牛肉ほどのダメージはない。
むしろ辛さの奥に香辛料の複雑な風味があり、魚の旨味と相まって非常に美味しい。
辛さ控えめをオーダーしておいたため汗が噴き出るようなことにはならなかったが、やはり辛さには身体が反応するようで、鼻水を押さえながらもくもくと食べ進めることになった。
そして「水餃子」。ここでホッと一息である。
皮はぷるぷる、中身はじゅわっとジューシー。辛さで疲れた舌を優しく癒してくれた。
ちなみにこの店、島之内のガチ中華店の雑多な感じとは違って、パンダのぬいぐるみや茶器が飾られていたり内装がお洒落だったのが印象的だった。
…やっぱり神戸はいいなあ!
芙蓉苑神戸店
※価格は税込表記です。住所:〒651-0086 兵庫県神戸市中央区磯上通2-2-25
TEL:078-862-3386
営業時間:11:00~15:00(料理L.O.14:30、ドリンクL.O.14:30)/17:00~22:00(料理L.O.21:30/ドリンクL.O.21:30)
定休日:日曜日
http://xn--akr5415091331-903liglx.owst.jp/
https://www.instagram.com/fuyoen.kobe/
※記事に掲載した内容は2025年3月時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください。


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