しろくまである。
鹿児島名物のかき氷で、氷の上に練乳をかけ、フルーツや豆などが彩りよくトッピングされている。
子どものころからスーパーに並んでいたので食べたことは何度もあったが、せっかく鹿児島まで来たのだから発祥の店で食べてみたい。
そう思って夫と向かったのが、天文館むじゃき 本店2階にある「カジュアルレストラン Mujyaki」である。
創業80周年だそうだ。
諸説あるようだが、この店がしろくまを発案したと言われている。
そんな元祖しろくまのこの店は、1階がカフェ、2階が洋食レストランになっている。
しろくまはどちらでも注文できるのだが、ちょうどランチ時で食事もしたかったので、我々は2階のレストランの方へ。
1階の「白熊菓琲(shirokuma cafe)」は行列ができていたので、特にこだわりがなければ2階の方があまり待たずに入店できるかもしれない。
我々が訪れたのは土曜日の12時過ぎ。待ち客が1組いたが、幸い、5分ほど待っただけで入店できた。
店内はかなり賑わっていた。老若男女さまざまな客がいたが、おそらくほとんどが観光客だ。
私が注文したのは一番人気のメニューだというカツカレー。
ブランド豚の「かごしま黒豚」ではないようだが、鹿児島県産の豚肉が使われている。
さくさくの衣に柔らかい豚肉、スパイスの効いたカレーがマッチして美味しかった。
夫が注文したチキン南蛮カレーも少し味見させてもらったが、喫茶店の懐かしい味わいで、こちらも良かった。
豚ロースカツカレー(ベビー白熊付) 2,070円
チキン南蛮カレー(ベビー白熊付) 1,890円
しかし、正直に言おう。
カレーがどんなに美味しくても、今回の主役は完全にしろくまである。
ミニサイズの「ベビー白熊」とセットで注文していたので、食後に白熊が運ばれてきたわけだが…
「これ、ほんまにベビー?」と、夫と顔を見合わせる。
ベビーという名前から、スーパーで売られているカップサイズの白熊を想像していた。
ところが、実際に出てきたのは、その倍はあろうサイズのものだった。
レギュラーサイズと比べれば確かに小さい。
ちょうど隣のテーブルのお客がレギュラーサイズを注文していたのでちらりと見てしまったのだが、それよりは一回りほど小さかった。
とは言え、一般的な感覚で言えば十分に大きいのである。
かき氷単品ならまだしも、食後のデザートとしてはキツイかも…
なんて考えながら、困り顔にも見える可愛い顔にスプーンを入れる。
練乳の甘さとフルーツのさっぱり感が絶妙。
氷もきめ細かく、頭がキーンとなる心配も不要であった。
途中で飽きたり食べるのがつらくなることもなく、ペロリと食べてしまった。
何より嬉しかったのは、最後までしっかり練乳の味が楽しめることだった。
かき氷という食べ物は、最初は美味しくても、終盤になると氷が解けて味が薄くなりがちである。
だが、この白熊は違った。
氷が解け始めても甘さが続く。最後の一口までちゃんと満足感があった。
「なるほど、長年愛されているわけだ」と納得。
鹿児島を訪れた人は、ぜひ一度はむじゃきの白熊を食べてほしい。
カジュアルレストラン Mujyaki
※価格は税込表記です。住所:〒892-0843 鹿児島県鹿児島市千日町5-8 天文館むじゃきビル2F
TEL:099-222-6904
営業時間:11:00~19:00(L.O. 料理 18:15/白熊&ドリンク 18:30)
定休日:不定休
https://mujyaki.co.jp/
※記事に掲載した内容は2026年5月時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください。





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