【京都市中京区】assemblages +（アッサンブラージュ プリュス）：京都の夜が一気に特別になる

京都旅行の夜、私と夫は「assemblages +」という、名前からしてすでにおしゃれな店へ向かった。インスタでおしゃれスイーツの写真を見てチェックしていた店だ。
ちなみに「アッサンブラージュ プリュス」と読むらしい。


中に入ると、そこは大人の空間だった。薄暗い照明、バーカウンター、そして…生ハムの原木。
そう、生ハム原木がテーブル近くに置かれていたのだ。
これを見ただけで「あ、今日はなんかステキな夜になりそう」と確信する。

生ハム原木の真ん前の席に案内された我々は、まずノンアルコールで乾杯。
到着したグラスは見た目からして映えている。
私が注文したモクテルは、一口飲んでみると薬のような独特な香りがふわり。後で調べてみると香りの正体はアニス（八角）だった。
正直、余り好きな香りではないのだが、なぜか心がすっと和らぐ。

次に運ばれてきたのはピクルスと前菜盛り合わせ。

メインと言ってよいのがこのピザ。
運ばれてきた瞬間、思わず見惚れた。いちじくと生ハムがたっぷり乗っている。

そして一口。
「美味し…」
夫と完全にハモった。

いちじくの甘さ、生ハムの塩気、チーズのコク、そこに重なるライムの爽やかさ。一枚のピザにこんなに美味が詰まっていてよいのだろうか。

季節のおすすめの甘鯛フリットはサクッと軽く、鯛の旨味が凝縮されていた。

そして、待望のデザートタイム。
ドゥミセックと大豆コーヒー。

フリュイはフルーツの酸味とバタークリームの濃厚な甘さで、見た目といい味といい文句のつけようがないスイーツだった。
大豆コーヒーは、最初「本当に大豆の味がするのかな？」と思いながら飲んだが、黒豆茶のような香ばしさが口の中に広がった。というか、黒豆茶の味そのものだった。
でも、この日は朝から何杯もコーヒーや紅茶を飲んでいたので、カフェインを取らずに夜を閉じられるのは嬉しい。

食事もスイーツも美味しく、店員さんもフレンドリーで、京都旅行の夜を特別なものにしてくれた。


※価格は税込表記です。
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