京都観光にオススメの癒しスポット！嵐山モンキーパークいわたやま

10月、京都はちょうど過ごしやすい季節だった。
午後から雨の予報が出ていたが、午前中は気持ちのいい秋晴れ。
「今のうちに行こう」と、夫と連れ立ち向かった先は嵐山モンキーパークいわたやま。

「モンキーパーク」という名前から、動物園のような気軽に行ける場所かと思いきや、行ってみると意外と体力勝負だったりする。
入園ゲートのそばには「山頂まで約20分」の案内板。

そう、モンキーパークは山頂にあるのだ。

微妙にキツイ階段を上ると、あとは坂道が続く。
もちろんハイキング程度のコースではあるが、歩き続けていると軽く息が上がった。

ようやく開けた場所に出ると、そこは猿たちの遊び場だった。
野生の猿が自由に過ごしている。想像していたよりずっと開放的で、そして猿との距離が近い。
猿のほうは「また人間が来た」と思ってそうだ。

眺めもよい。京都市内を見下ろすことができる。

写真の奥に写っている小屋は休憩所になっていて、この中では猿にえさやりができる。

100円でえさ（りんごorピーナッツ）を買って猿にあげることができるのだが、面白いのが、我々人間は休憩所の中から、外にいる猿にえさをあげるという逆転構造。

猿にえさやりをするのは初めてだ。
目の前にいた猿にりんごをそっと差し出してみると、その猿はすぐさま指先でそれをつまんだ。
その器用さにも驚いたが、それ以上に衝撃を受けたのが…
か、かわいい！

猿の指は意外にも細く、柔らかい。
人間の赤ちゃんの指に触れたような、そんな感触だった。

それにしてもこの休憩所。
どう見ても人間の方が飼われているようでシュールだ。

親子だろうか？小さい猿がいて、観光客のアツい視線を集めていた。

猿たちは観光客なんてどこ吹く風。毛づくろいをしたり、のんびりしている。
嵐山の秋空の下、猿たちにすっかり癒された。


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※記事に掲載した内容は2025年10月時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください。