ちょっと新しいもの…
そうだ!今年の新語・流行語大賞にノミネートされた麻辣湯はどうだろうか。
夫に提案してみたら、彼はまだ麻辣湯を食べたことがないとのことで大変乗り気であった。
そんなわけで、私たちは「ディオスマーラータン西梅田店」に向かった。
行列ができる人気店だと聞いていたが、開店してからしばらく経っているからか、すんなり入れた。
とは言え、ひっきりなしにお客がやってきたので、人気店であることは間違いない。
店に入ると、まず驚いたのは席と席の間隔の狭さだった。さすがに肘がぶつかるほどではなかったものの、隣席との距離が近い。
やんわりと隣席のお客の存在を認識しつつ、知らん顔をキープしなければならない。なんとなく落ち着かない。
それはさておき、久々の麻辣湯に胸が高鳴る。
この店も、私が以前訪れた「好好麻辣湯」と同じく、量り売りで好きな具材を選ぶスタイル。
まずスープを選び、続いて具材をショーケースから取っていく。
スープは一番人気の微辣(ピリ辛)をチョイス。具材は栄養バランスやスープとの相性などは何も考えず、ただただ好きな具材を選んだ。
薩摩芋春雨
虹彩かまぼこ
蓮根
黒きくらげ
ヤングコーン
龍口春雨
そしてレジで会計を済ませる。
初・麻辣湯だった夫は適量が分からず具材を取りすぎ、料金がなんと2,800円超え。麻辣湯の難しいところだ。
優しい店員さんが「ちょっと多いかも」「減らしますか?」と声をかけてくれたため、麺を少し減らしていた。
マーラータン400円/100g(税込)
微辣麻辣烫 383g 1,532円
豚骨麻辣烫 624g 2,496円
完成した微辣麻辣烫はこちら。
虹彩かまぼこが麻辣スープの色に同化してしまった。映え重視で選んだんだけどな。
まあ、見た目はさておき。
スープをひと口。
…うん、なんか惜しい。
微辣(ピリ辛)にふさわしく、唐辛子の辛さや花椒の痺れる香りがほどよく感じられる。だが、肝心のスープの奥にあるべき「何か」が薄い。
とは言え、まずいかと言われるとそういうわけではない。
肉や味の濃い具材と合わせれば、もっと美味しくなりそうな気がした。
一方、夫は黙々と食べていた。
私が「どう?」と聞くと、「美味しいよ」と言って、スープを味見させてくれる。
彼が選んだ豚骨麻辣湯は確かにまろやかでコクがあって美味しかった。
麻辣湯を食べ終わってからはデザートタイム。ディオスマーラータンではおやつとドリンクが(あと、白ごはんも)食べ飲み放題なのだ。
名前が分からないけど、このお菓子が甘くてカリカリで美味しかった。コーヒーにもよく合う。
ちょっと意外だったのが、お客のほとんどが麻辣湯を食べ終わったらさっさと帰ってしまうこと。回転率の速さはこのためか。
せっかくのサービスだし、席は十分に空いているし、我々はのんびりお菓子を食べながら過ごした。
店を出るころ、夜の空気は少し冷たくなっていた。
しかし、麻辣湯とコーヒーで体が温もった後の外気は何とも言えず心地よかった。
ディオスマーラータン
※価格は税込表記です。住所:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-4-43 浪漫俱乐部1F 101号
TEL:070-9019-5675
営業時間:11:00~22:00
定休日:無
https://www.instagram.com/dios_maratan/
※記事に掲載した内容は2025年11月時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください。
夜の梅田を夫とぶらぶらしながら「晩ごはんどこで食べようか」と相談していたとき、夫が「ちょっと新しいもの食べたいな」と言った。

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