【明石市】カネ正:パリパリ香ばしい明石名物・焼あなご
私が明石と言われて真っ先に思い浮かべるのはふわふわの生地とぷりぷりのタコが特徴の明石焼(玉子焼)だが、瀬戸内海に面する明石市にはタコ以外にも、鯛・アナゴという名産品がある。
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明石に行ったなら明石焼を食べるべし。
というわけで、夫とふたり、明石海浜公園へ行くために降り立った山陽電車「東二見」駅で明石焼を食べることにした。
夕食はその中でもアナゴにロックオンしてみた。
訪れたのは夕方17時ごろ。明石市役所の北側に佇む、その名も「カネ正」である。
観光パンフレット「召しませ、明石」に焼あなご丼が一番人気と書いてあったのだ。
その日はなぜか店内が薄暗く、入り口前にメニューボードは出ていたが、営業している気配がない。
ゴールデンウィークだし休みかな?と一瞬たじろいだが、近づいてみるとドアは開いた。夫と二人、きょろきょろしながら入店。
店内にはちゃんと店員さんがいて、「いらっしゃいませ」と電気を点けてくれた。
席に案内されメニューを眺めると、定食が3種類並んでいた。
焼あなご丼 1,800円
あなご天丼 2,400円
たこ天ぷら定食 2,400円
たこの天ぷらにも惹かれたが、ここは初志貫徹・焼あなご丼を注文。
思いのほかボリューミーな定食が運ばれてきた。だし巻卵、漬物、マカロニサラダ、味噌汁付。
内心1,800円ってちょっと高いよな~と思っていたが、これだけたっぷり食べられるなら高くない気がする。
焼あなごはパリッと香ばしく、濃いめのタレと絡んで美味しい。
しかし、量が…控えめだ。思っていたよりもあなごはちょこんとしていた。
野菜のかき揚げでかさ増しされている感があるが、このかき揚げが実にいい仕事をしていた。サクサク。
さらに、だし巻卵は箸を入れるとお出汁がじゅわ~っと染み出てくる。むしろこのだし巻卵が一番好みだった。ごめんよ、あなご。
とはいえ、決して焼あなごが不味かったわけではない。むしろ美味しかったのだ。
香ばしさもほどよく、タレとの相性も良い。名物と聞いて勝手にいつもの3割増しで大盛り・豪華をイメージしてしまったのかもしれない。
焼あなごにサクサクのかき揚げとしっとりふわふわのだし巻卵が加わり、記憶に残る夕食となった。
カネ正
※価格は税込表記です。住所:〒673-0882 兵庫県明石市相生町1丁目10-16
TEL:078-911-2177
営業時間:11:30~20:00(L.O.19:00)
定休日:不定休
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください。


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