私の小学校は林間学校以外に臨海学校という行事があり、そのときの思い出を作文にしたのだが、その中で
- 我勉强地换上泳装,进入海里练游泳了。
と書いたところ、
- 我勉强地换上泳装 泳衣,进入海里练游泳了。
と訂正された。
“泳衣yǒngyī”も“泳装yǒngzhuāng”も日本語にすれば「水着」ではないのか?
一体何が違うのだろうか?
辞書では同じなのに…!?
実際、私はカシオの電子辞書「XD-SX8500」に追加コンテンツ「中日辞典 第3版」を入れているのだが、
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“泳装”の項目を開くと、そこにはこう書いてある。
水着、水泳着 “泳衣”とも
…つまり、どっちも同じってことじゃん!
しかし、先生はそうではないと言う。
“泳装”は集合名詞である
「泳装は集合名詞ですよ」先生は何を今さら…とでも言いたげな顔でそう言った。
女性用の水着“泳衣”と男性用の水着“泳裤”があり、そして“泳装”はそれらをひっくるめた総称、いわば「水着全般」を指す言葉なのだそうだ。
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だから、今回の作文のように私という個人が自分の水着を着たという文脈では、“泳衣”が自然。
わざわざ総称である“泳装”を使うのは不自然だというわけだ。
ただし、例えば先生がクラス全体に向かって「明日、水着を忘れずに持ってきてね~」と言うときの「水着」なら、男女を問わないので“泳装”が適切になる。
そういう違いであるらしい。
感想
正直、そんな違い分かるかい!と思ってしまった。辞書にも書いてないのだから。しかし、学習者として一歩進んだ表現を目指すためにはこうした細かな違いも身につけていかなければならない。
作文を提出するたびに、ネイティブに添削してもらうこと大切さを実感する。


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