そんな日を逃してなるものかと、友人と連れ立って守口市にある火・水限定の古民家カフェ「Tea room IRAKA」へと足を運んだ。
誘ってくれたのは、センス抜群の学生時代からの友人。
いつも、どこでそんな情報を手に入れてくるのかと思うほど良いカフェを教えてくれる。
今回も「古民家」「曜日限定」という私の好きな要素ばっちり詰まっていて、即答でOKを出した。
京阪本線「西三荘」駅から歩くこと10分弱。住宅街の中に、自転車がたくさん並ぶ木造の一軒家らしき建物が現れた。
まさか靴を脱いで上がるスタイルとは思いもよらず、ダサい5本指ソックスをオシャレな友人に見られてしまい、ちょっと恥ずかしかった。
外観は普通のおうちだが、中に入ると天井が高くて梁がむき出し。
祖父母の家にあったようなアンティーク家具やスワッグが飾られていて、たちまち素敵カフェに来た感に包まれる。
エアコンの効きも良く、夏の午後でも快適だ。
どうやら地元の人たちの憩いの場にもなっているらしく、近くのテーブルでは老夫婦やマダムたちがランチや紅茶を楽しんでいた。
家の近所にこんなカフェがあったらきっと私も毎日通うことだろう。
席に着いて、さっそく注文したのはレモンケーキとフレーバードティー。
千夜一夜物語 715円
レモンケーキ 715円
運ばれてきたケーキは、見た目からして涼しげである。ミントの緑色とレモンの黄色が目にも爽やかだ。
味はというと、しっとり甘く、ほどよくレモンの酸味が広がって夏にぴったり。
紅茶は「千夜一夜物語」。
ダージリンのようなオーソドックスな紅茶が並ぶ中で、ひときわ目を引く名前だった。
ベリー系のフレーバードティーだったのでレモンケーキとの相性は微妙かな…と思いつつ、こんな素敵な名前の紅茶は頼まずにはいられない。
甘く華やかな香りで美味しかった。予想通りベリーの主張が強く、レモンケーキの風味は消えてしまったが。
そして、この店はケーキと紅茶が美味しいだけじゃない。
店内に流れる空気は穏やかで居心地いい。ちょっと特別な午後をつくってくれる。
友人とのおしゃべりも自然と盛り上がり、笑いの絶えない時間となった。
帰るころには、すっかり心からリフレッシュされていた。
また来よう。
Tea room IRAKA
※価格は税込表記です。住所:〒570-0032 大阪府守口市菊水通1-9-1
TEL:080-9474-2166
営業時間:11:00〜16:00(L.O.15:30)
営業日:火・水(不定期)
https://www.instagram.com/tearoom.iraka/
※記事に掲載した内容は2025年6月時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください。


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